長周期地震動は新しく、コワーい問題だ。日本で長周期地震動か観測されたのは、2003年の十勝沖地震が初めてだった。このとき震源から225キロも離れた苫小牧で巨大な石油タンクが炎上して、長周期地震動の威力を見せつけたのだ。2007年7月に発生した新潟県中越沖地震(M6.8)では、震源から200キロ以上離れた東京都心は、震度3だったが、長周期地震動か生成され、ゆっくりとした大きな揺れが3分間以上にわたって続いた。
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そのため、六本木ヒルズの高層ビルは大きく揺れ、エレベーターが緊急停正した。エレベーターは震度4(高さ120メートル以上の超高層マンションでは震度3ともいわれる)で緊急停止する。このときの六本木ヒルズは震度3〜4の揺れがあったということだ。では、今後、地震のときにどのような被害があるのか。「近い将来、南海地震と東南海地震が同時発生した場合に東の方向に伝わった強い揺れは、約40秒で名古屋市とに静岡市に到達する。そして、約80秒で箱根を越えて、約100秒後に関東平野に到達する。関東平野では、6〜10秒という長い周期の揺れが増幅され、揺れは3分間以上続く。一方、大阪に揺れが伝わるのは約50秒後で、3〜5秒周期の揺れが2分間以上続くでしょう」(建築ジャーナリスト)。
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