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発注書なしの見切り発車

2011.10.14

業者別実施予算を『発注予算』と言います。この発注予算ができて、業者職人との発注交渉をするのですが、もちろん全ての項目で発注ができる訳ではありません。そこで発注を担当する者が『発注稟議書』を作成して上司に「SOS」を発信する訳です。そうしますと、担当者からSOSを受信した上司は、・新たな業者職人を探すか・業者職人を説得する資料作成をするかを行なうはずです。しかし、上司達は教育という名目で担当者に説得資料の作成ないし業者職人探しの指示を出すのです。既に担当者は「SOS」を発信しているにも関わらず…。そうしますと、工期の件が頭にある担当者は見切り発車をして、発注金額の決まっていない交渉中の業者職人に工事着手の指示を出してしまうのです。当然発注書は発行していません。それでは会社の経理がうるさく催促してきますので、取りあえず発注書を発行しても業者職人からの発注請書は来ていません。工事は進んで行きます。材料の色柄がなかなか決まらないと、現場に来た職人は仕事にならないので帰っていく。仕事にならなかったこの分を、手待ち代として追加請求をしてきます。材料の色柄が決まっても、変更されると工事は手戻りになります。手戻りになったら、業者職人は強気です。変更になって使えなくなった材料代と手間賃を、追加請求して来るのです。

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