インターネット住まいのガイド

日本の不動産業界低迷は内向きな姿勢が原因

2011.11.18

日本の不動産プレーヤーで世界の不動産ビジネスに精通している人はほとんどいません。彼らは日本で生まれ育ち、日本語だけを使って日本人を相手に土地や建物を扱うことしか経験していないのが実情です。それでも、日本の不動産業は、統計上はかつての基幹産業といわれた鉄鋼業と比べても遜色ないほど成長してきました。しかも、バブル崩壊で壊滅的なダメージを受けて以降いまだに低迷状態にあるとはいえ、宅建業者の数自体はそれほど減っているわけではありません。

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仕事が減り、利益率が落ち続けても何とか食いつないでいる姿がそこから浮かんできます。日本の不動産業がここまで開店休業状態に陥ってしまった原因は、不動産業界そのものの内向きな姿勢にあります。もちろん、このバブル崩壊後の7年間、日本経済が低迷を続けてきたというのも原因の1つではありますが、何といっても日本の不動産業界が古い殻に閉じこもり続け、守り一辺倒になってしまったことが最大の原因です。「土地ほど有利な資産はない」といった古くからの土地神話や、「土地は再生できない特別な資産である」といった土地必需論だけで安心していられた呑気な時代とはもう決別するべきです。昔の体質を引きずったままで新たな展開がはかれるほど、いまの環境は甘くありません。